旅行線と疲労線は真逆の意味なのに似ている線なのはなぜか?
一般的に旅行線は、生命線から枝分かれして月丘に向かう線(別記事「旅行線の意味」参照)なので、月丘の意味となる創造性や感受性、人との関わり、芸術性を活かした活躍を自らの力で達成させていく強運線と言えます。

ですが、「旅行線」は生命線くらい濃く太くないと意味がないとか、薄いと創造的な外の世界に行くことが逆にストレスになり、旅行や移動が苦手な人・興味のない時期となってしまうと捉える鑑定師もいます。

さらに、月丘に向かわず、手首中央側(地丘)(上図参照)に数本向かう場合は、旅行線ではなく、「疲労線」として、身体が疲れている良くない意味で解釈されることが多いようです。

旅行線と思っていたけど違ったのか?

これらの線の意味や違いをどう結び付けたらよいのかを考えてみましょう。

「旅行線」「疲労線」は生命線の支線として同じ意味

どの線も、生命線から枝分かれする線であり、「生命線の補助線」であることは同じです。

無理に分けて考える必要はなく、生命線の支線として、その線の濃さ、長さ、勢い、そしてどの方向(丘)に向いているかなど、線の見え方を考えることが大切です。

ただし、生命線上部(起点側・手の平中央より上側)から出る枝分かれの線は、「二重生命線」「影響線・パートナー線」「二重頭脳線」「運命線」など別の線であることが多いです。

旅行線

<月丘に向かう生命線の枝分かれ、もしくは支線> 

出発点は、生命線中央(手の平の真ん中辺り)より下になることが多く、「月丘」に向かう生命線の支線を「旅行線」「海外線」と呼びます。
(別記事「旅行線の意味」参照)

旅行線は、旅行、引越し、転勤、転居などをしやすい人や、その移動が運気を上げる吉相として現れる線です。

この線が薄いと旅行線ではないという鑑定師もいますが、それは、旅行線の意味が長さ・濃さ(太さ)、勢いに比例しているため、線が弱いと旅行線にならないと捉える観方なのですが、旅行線自体が生命線の支線であると考えれば、どの濃さや長さからが旅行線なのかと区別する必要はないと思っています。

「生命線の支線」は、生命力・エネルギーの源となる生命線の補助線ですので、地力(自力)の積極性・体力で活発に行動していく資質を意味しています。

そのため、この支線が月丘に向かえば、月丘の意味する創造性や、人との関わり、感性をより強くする行動で成功しやすい人という繋がりになり、それが、旅行や転居での移動が刺激となる成長・成功の意味として「旅行線」と言われているだけです。

さらに、この支線が長く、濃くなるほど、より月丘の意味が強くなるので、さらに感性を磨く環境・意識の変化を示すことになり、国内の枠では納まらない海外移住や海外での活躍のような、移動距離・期間も長くなる「海外線」として分ける場合があるだけのことなのです。

そう考えると、この支線が薄くても短くても「旅行線」かどうかを無理に区別する境目はなく、それ以外の資質、運勢の線など総合的に観て、その旅行線としての意味の強さ、傾向を鑑定することが必要です。

それは、やはり鑑定師の技量や熟練度が伴うものでもあるので、便宜上「旅行線」という名前を区別して使っているということです。

旅行線の長さ・濃さの違い

つまり、線の長さが移動距離・期間、感性の刺激の量だとすれば、線の濃さは、その感性を活かそうとする情熱や向上心・欲の高さを表すと考えています。

そのため、旅行線があれば移動する転機は起きやすいものの、線が薄いと、意欲としては興味が無かったり、現状、気が進まず、移動したくないのにしなければならない、もしくは、移動がストレスになるという、逆の意味の旅行線となってしまう場合があります。

地丘に向かう旅行線は違う意味になるのか

また、「月丘」ではなく、「地丘」に向かう支線は「旅行線」ではないと言われる場合もありますが、お伝えしましたように、名前で区別する必要はなく、同じ支線の一つとして、旅行線と捉えても問題ありません。

しかし、意味としては、「月丘」の意味する刺激ある創造性、感性、人との関わりではなく、「地丘」の意味する人生の土台・底力、先祖などとの関わりを表しますので、旅行や転居などでの活躍ではなく、今までの自力の努力や経験、環境で活躍する解釈になります。

そのため、「旅行線」という言葉を使うには逆意味になってしまうため、やはり無理に名前で区別せず、線の見え方を大切にするべきなのです。

疲労線

<地丘・月丘に向かう生命線の数本の弱い支線> 

一般的に、生命線の支線が短く薄く数本出ている場合を「疲労線」と呼び、「旅行線」と区別しています。

疲労線は、不摂生や身体の酷使、ストレスにより、身体や心が疲れている状態を示します。

旅行線の開運的な吉相とは真逆になりますが、やはり同じ生命線の支線ですので、元の意味としては、生命力・エネルギーを補助する線が薄く数本あるということで、せっかく持っている身体の補助的強さを線の数だけ消耗して、現状として線の薄さ分だけ弱めてしまっていると解釈するので、やはり支線の現れ方の度合いで見極められます。

線の数は多くなれば補助する意味が強くなるので、旅行線が数本あれば移動して成功するエネルギーが高まっている状態ですが、薄くなって本数が多くなれば、それだけエネルギーを無駄に消費して無理やり忙しくなっていたり、酷使している状態ですので、濃い数本の旅行線から薄い数本の疲労線に変化してしまう場合があります。

ただし、支線が増えた状態から濃くなっても(主には短い場合)、忙しく消耗している状態で頑張り過ぎる意欲の高まりになってしまうので、過労の要注意信号ということになります。

ですが、体調を整え意欲を持っていけば、疲労線から旅行線に変化する場合もあるので、旅行線と疲労線は表裏一体であり、区別するより支線の変化を重視して観ていくことでより良い運勢を作っていくことができます。

生命線の支線(旅行線)なのか、運命線なのか?

<線の勢いが上に昇るのか、生命線を起点とする支線なのか> 

旅行線は生命線から枝分かれする支線なので、線の勢いとしては、先端に行くほど弱くなる傾向があります。

しかし、生命線に繋がるように月丘、もしくは地丘を起点として上に昇る勢いを持った線の場合は、生命線の支線ではなく「運命線」となる場合が多いです。

運命線の場合は、「地丘」から昇れば、自力・自己主体性の高い運勢を築いていく人であり、「月丘」から昇れば、人からの惹きたてや協力が得られる人気線の意味や、創造性・感性・人との関わりで運勢を切り開いていく人であるという意味があります。
(別記事「運命線の3つのタイプ」参照)

そう考えると、生命線の支線であっても、運命線であっても、月丘や地丘の意味を強めていける吉相であり、どちらが起点になっているかを見分けるのが難しい場合もありますが、結果的には同じような意味に繋がっていくことが多いようです。

また、区別できないほど線全体に勢いがある線であれば、区別せず「強運線」と言う場合があります

鑑定師によっては、「旅行線」と「強運線」を分ける観方があり、先端に行くほど薄くなり月丘や地丘に流れていく線(生命線の支線)が「旅行線」で、先端まで生命線くらい太く勢いがある線を「強運線」と分けたりしますが、強運線を生命線の強い支線と解釈して、「意欲・気力があふれるパワフルな行動力で成功する強運を持った人の線」と捉えて、どの丘に繋がっていくかで意味を分けて考えていければ問題ないと思います。

疲労線の髭状、房状は、過度な疲労・老化・下半身の炎症に注意

<細かく枝分かれした疲労線として現れる生命線の支線> 

これは疲労線がさらに細かく増えたというイメージで、より疲労が蓄積していることを表します。

旅行線であれば、線が薄くなるほど、その意味は弱くなりますが、疲労線の場合は、線が濃くなるほど疲労の蓄積や炎症の高まりを意味します。

そして、疲労線が「ひげ状、ふさ状、ほうき状」にまでなると、慢性的な身体の炎症や心の弱りとなって現れている可能性があります。

また、掌紋医学では、生命線の末端もしくは末端近くは、下半身を示す反射区になるので、その位置により「腎臓」「泌尿器系」「子宮・卵巣/前立腺」などの炎症で機能が低下してきている警告や、「膝・腰」の炎症もしくは、将来的な老化現象として下半身から弱っていく予兆・体質として現状の不摂生や運動不足を表しています。

そのため、体質上弱い部分として現れていたり、今のままの生活習慣であれば弱っていくということを教えてくれている場合も多いので、悲観せず、健康管理に努めれば、これらの線は薄くなったり消えたりして、病気や早い老化を未然に防ぐことが出来るのです。

生命線の支線を見極めて開運に繋げる行動を起こしましょう

長い線、濃い線がでてきたら、今いる場所や立場から思い切って離れることで力が発揮出来たり、成功しやすい運気が出てきます。

逆に、線が薄くなったり細かい線が増えた時でも、過剰なエネルギーを消費して身体に負担がかかっていることを自覚して、無理せず慎重に行動することで、病気やトラブルを未然に防ぎ、新たな開運の線に変えていくことが出来ます。

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★鑑定師:手相鑑定士 花岡正人
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また、じっくり深く鑑定されたい方や広く総合的に鑑定されたい方は、単純な手相鑑定だけでなく、「爪診断(性格・健康)」「指紋診断(生まれ持った身体の強さや性格)」も観ることができます。

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手相110番(花岡正人)
鑑定歴35年以上、25,000人以上を鑑定 都立高専在学時高専祭にて「占い館」を開催し中小企業特別賞受賞。 以後手相を独学で研究。大手企業にて開発・研究・デザイン業務をしながらプライベートで多くの方を鑑定し手相の知識を深めました。 40 代より社員教育や人事・管理業務も経験し、メンタルヘルスマネジメント資格取得やNPO法人認定心理カウンセリング・コーチング1級などのカウンセリングも学び「コミュニケーション手相」を実践。 鑑定により「心の健康」を提供できるように取り組んでおります。 2008年に個人事業MASAHITOを設立。手相セラピストとして活動中。 各種イベント鑑定、講座、出張鑑定などを行い、多くの人の心に寄り添う鑑定を心掛けています。 ・「手相110番」ホームページ   https://tesou110.wixsite.com/tesou110 ・スキルマーケット「ココナラ」にて手相鑑定出品中   https://profile.coconala.com/users/55789 ・感度高め女子のライフスタイルメディア「ウラスピNavi」にて執筆中   https://uraspi.com/author/hanaokamasato