■二重感情線があれば愛情・情熱が2倍で、逆境に強い人
基本線となる感情線は、濃く長いほど、愛情や情熱が強い感情が現れます。

下図のように、感情線の上にもう一本別の感情線がある場合を、「二重感情線」と言いますが、この線を持っている人は、愛情や情熱がさらに強くなるので、性欲も2倍になって浮気しやすいとも言われてしまいます。
実際はどうなのでしょうか。

そこで、今回は、二重感情線の見え方により意味がどのように変わるのかをお話しさせていただきます。

基本的な二重感情線の現れ方

二重感情線の基本的な現れ方としては、感情線の上に沿うように、もう一本感情線が現れていて、感情線が二重(2本)に観える場合を示します。

きれいにしっかり長く沿う二重感情線を持っている人は稀なので、複数本あったり、短くても、切れ切れでも、二重感情線として扱われることがあります。
(もちろん、見え方次第で二重感情線ではない場合があります)

二重感情線の意味

二重感情線がある場合は、二倍の感情(愛情・情熱)があり、その太さ・濃さ・長さがあるほど、精力的に活動できる愛情や情熱に溢れた人格が現れ、その情熱で、困難も乗り越えていける精神力や意志の強さがある人と言えます。

また、2本の感情線それぞれの意味を持つ性格があるので、二面性の感情の持ち方があるとも言えます。

そして、いろいろなモノに興味を持ちやすいバイタリティがあり、異性にも感情が高ぶりやすい性欲旺盛な感受性があります。

そのため、パートナー以外にも目が行きやすく、情熱的に愛情を注ぐので、パートナーからうっとうしく思われたり、仕事や自分の趣味などに没頭して情熱を受け止められなくなると、別の異性に愛情を移していく浮気や不倫、離婚に繋がりやすくなってしまうこともあるので、二重感情線を持っていたら、パートナー以外では、仕事や趣味にバランスよく没頭できることを心掛けたいです。

しかし、この傾向は、メインの感情線の乱れが大きかったり、二重感情線が薄く細かく短い線が切れ切れに多く現れている場合などで起こりやすい愛情の偏りなので、きれいな二重感情線であれば、困難も乗り越える情熱と精神力が伴っているので、幸せな家庭を築けます。

これは二重感情線?それとも間違えやすい別の線なの?

二重感情線とは異なる線として、別の名前や意味を持った似た線があり、区別が難しいですが、無理に区別して考える必要は無く、教科書通りに考えて迷わないように感情線の意味を把握していれば、中間的な線も臨機応変に判断出来るようになります。
(別記事、感情線の基本「ストーカー体質チェック」、「ナイチンゲール度チェック」、「あげまん線」参照)

つまり、感情線が増えたり、その長さや濃さなどがハッキリしているほど、愛情や情熱が増し、精神的強さや表現力、精力的な活動が大きくなるということであり、メインの感情線に追加された二面性の感情の現れと判断して読み取れば、それぞれの線の意味を分けなくても自ずと同じような意味になるのです。

「二重感情線」なのか「分離感情線」なのか
(上図 A )

【分離感情線は、感情線が一部重なり段違いで現れる線のことを言いま

印象としては、メインの感情線部分があまり長くなく、それを補うように分離感情線が一部重なる段違いで見えるので、感情線が2本と言うより、1本が段違いで切れて見えます。

ですが、上図Aのように、メインの感情線や段違いの感情線が長くなって二重部分が長くなっていくと、二重感情線との区別がつかなくなっていきます。

一般的に、分離感情線は、二重感情線の示す「逆境に負けない強い精神力」とは逆の「飽きやすく、気分にムラがある離婚相」などと言われる良くない意味があります。

ですが、分離感情線は二重感情線の一種と捉えてその重なり具合を見ていただければ、感情線が重なっている部分は二重感情線として、情熱や愛情が強く現れるものの、それ以外は短い感情線の冷静な(冷めやすい)感情や、途切れている感情線と同様に、感情も途切れ、集中力が持続しない飽き性となったり、感情のムラとして、切り替えが早くなるので、移り気な情熱の分散となり、浮気しやすい離婚相と言われてしまうという解釈で納得できます。

このように重なりが短ければ、極力仕事や趣味などで没頭できるものを見つけて、異性に興味が行き過ぎないようにしたり、結婚しても仕事していくことにより、異性への目をいきづらくして浮気や離婚のリスクを減らすことが出来ます。

そのため、分離感情線の段違い部分の重なりが長くなっていくと継続的で情熱的な感情の豊かさも増していき、二重感情線の意味になっていくので、線の意味で区別せず、重なる部分の長さや濃さなどで判断していくことが大切です。

「分離感情線」なのか「途切れた感情線」なのか
(上図 B )

この場合も、上記と同じ考えで捉えていけば、二重感情線の重なり部が短くなり、分離感情線の要素が増えてきて、さらに重なりが無くなってくると、1本の感情線の途中が切れている見え方となります。

つまり、上図Bのように重なっている部分が無くなると、途切れた感情線という見え方となり、重なりが示す愛情や情熱の強さが無くなるので、感情の途切れやすい「飽き性で、異性や人間関係でトラブルが起きやすい短絡的感情のムラ、失恋相」として捉えることが出来ます。

段違いでズレている場合は、それだけ、途切れた感情のムラの幅が広くなって、より二面性の感情の起伏が出やすくなります。

「二重感情線」なのか「長い結婚線」なのか
(上図 C )

結婚線は、感情線と小指の根元の間に手の平の側面から出る横線で、標準的には、小指の幅以内の長さとなります。
(別記事「結婚線の本当の意味」参照)

しかし、結婚線の中には上図Cのように、太く長く現われることもあります。

二重感情線と長い結婚線の区別として、結婚線は小指下の側面から伸びていく線であり(切れた結婚線はこの限りではない)、二重感情線は小指下のフチ近くから伸びることはあっても、側面からは出てこないことがほとんどなので、それを目安にしていただければと思います。

しかし、これも、無理に区別しなくてもそれぞれの意味を考えれば同じような意味になります。

一般的に、結婚線が長いほど、幸せな結婚生活が長く続く意味や、薬指の下の「太陽線まで延びると「玉の輿線」と言われ、結婚運が良いことを表します。

ですが、元々、結婚線は感情の高ぶりや感情の豊かさを表す線であり、結婚線が長いほど、感情が豊かで気持ちが高ぶる情熱や愛情が強い人であると言えるので、二重感情線の意味と重なります。(性欲も旺盛にはなります)

そして、そのような愛情豊かな人の方が幸せな結婚運となりやすいということなのです。

「社交線(タレント線)、金星帯」なのか「二重感情線」なのか
(上図 D )

「社交線(タレント線・人気線)」は一般的に、人差し指と中指の股下辺りから、感情線に沿うように短く(指幅以下の長さで)現れる線です。

社交線と同じように現れる二重感情線(分離感情線)は、社交線と言ってしまうことが多いようです。

社交線は、名前の通り、社交的でコミュニケーション能力が高く、人の気持ちに寄り添える優しい感受性を持っている人に現れ、頼られることも多い人です。

自己顕示欲も強く目立ちたがり屋の積極性を持つ社交性なので、頼みごとを断れない世話好きで、お人好しの性格にもなりやすいです。

そして、似たような線で「金星帯」があり、人差し指と中指の股下と、薬指と小指の股下を弧を描いて繋がる環状の線ですが、きれいに繋がる金星帯は珍しく、大概は途中で切れていたり、人差し指側か、薬指側の金星帯の一部だけが目立ったり、消えていたりすることが多いです。

そのため、金星帯が途中で切れていて、人差し指側の金星帯が目立つように現れると、上図Dのように、社交線や、分離感情線のように見えることがあります。

これらを区別するのは難しく、目安としては、中指の幅以上に長く延びて感情線と段違いになっていれば、分離感情線として捉え、短ければ、社交線と捉えます。

そして、金星帯の多くは、感情線より細く、感情線と段違いに沿うと言うより、弧を描くように現れるので、そこはイメージで捉えていくしかありません。

ですが、やはりこれらも、無理に区別する必要はありません。

感情線が指の股の方まで昇って、分離感情線となる場合は、メインの感情線は短くは無いので、段違いになって途切れていても、一般的な分離感情線の飽きやすさや短絡さにはならず、世話好きで献身的な愛情を注げる感情線の意味に近づき、切れている分、多少自分よがりの社交性になりやすくはなりますが、それは、社交線の愛情豊かで世話好きな社交性の意味と同じになっていきます。

そして、金星帯の意味も、感受性が豊かで人の気持ちを察する繊細さと、人を惹きつける美的・芸術センスがあり、異性にも人気を得やすい線とされていて、人差し指側の金星帯は、「S体質(積極的に攻める愛情)」の感受性の強さになるので、自己顕示欲が強い社交性や世話好きな性格として、同じ意味になります。

「変形のマスカケ線」なのか「二重感情線」なのか
(上図 E )

純粋なマスカケ線は、感情線と頭脳線が重なって1本の線として手の平を横切るように現れる珍しい線ですが、手の平を横切るマスカケ線の他に感情線のなごりや補助線として上に昇る感情線が上図Eのように見えることがあります。
(別記事「マスカケ線は徳川家康にもあった天下取り相?」参照)

これは、変形のマスカケ相(準マスカケ相)として捉えていただければ良く、積極的行動力や情熱的野心、我の強さ、頑固さ、リーダシップの資質を持ったマスカケ線に、もう一つの感情の現れ方を兼ね備えた二重感情線があるという考え方となります。

そのため、純粋なマスカケ線の示すエネルギーが強すぎる頑固さや我の強いワンマンな情熱だけでなく、上に昇る感情線の優しさや献身的な思いやりがある感情も足される意味として、変形マスカケの意味と同様の解釈が出来ます。

感情線の上に複数現れている線は「二重感情線」なのか
(上図 F )

上図Fのように、複合的に結婚線、分離感情線、社交線、二重感情線が混ざった線に見える場合も、線の位置や濃さ、長さなどを観ながら、それぞれの意味を捉えて組み合わせていけば、感情の現れ方を読んでいく事ができます。

そのため、単純に、乱れて、切れたり段違いになったりしている二重感情線として読み取っていく考えで良いのです。

掌紋医学では「肝機能への負担が多い炎症体質」

二重感情線は、掌紋医学の解釈では、感情の強さが肝臓に与える負担が大きくなって現れやすくなっていると考えます。(肝分線)

キレイな二重感情線でも、肝機能が元々弱い場合や、後天的に負担をかけて二重感情線が現れてきた場合が考えられます。

もちろん、二重感情線がある人が、皆、肝障害を持つ訳ではないので、肝臓に負担がかかりやすいという自覚をもって肝臓を労わってもらえれば、何の問題も無く過ごしていけます。

二重感情線に限らず、分離感情線、長い結婚線、金星帯、社交線など、感情線の上に現れる横線は、炎症が起きやすい体質である可能性があり、特に金星帯や細かい複数の線があるほど、肝臓の解毒機能が弱く、アレルギーや炎症が蓄積しやすいリスクを持ちやすいので、用心していただきたいです。

性格的には、敏感な体質のため、細かいことも気が付く繊細な感受性で、周りを良く見れる気配りや人間的な優しさを持った人と言えますが、神経質になったり、精神的な気疲れや気苦労となるストレス体質になりやすいので、良い意味で鈍感な気楽さを意識してストレスを溜めないように本来の明るく情熱的な感情を素直に出していく事で成功や幸せを掴める運勢となります。

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手相110番(花岡正人)
鑑定歴35年以上、25,000人以上を鑑定 都立高専在学時高専祭にて「占い館」を開催し中小企業特別賞受賞。 以後手相を独学で研究。大手企業にて開発・研究・デザイン業務をしながらプライベートで多くの方を鑑定し手相の知識を深めました。 40 代より社員教育や人事・管理業務も経験し、メンタルヘルスマネジメント資格取得やNPO法人認定心理カウンセリング・コーチング1級などのカウンセリングも学び「コミュニケーション手相」を実践。 鑑定により「心の健康」を提供できるように取り組んでおります。 2008年に個人事業MASAHITOを設立。手相セラピストとして活動中。 各種イベント鑑定、講座、出張鑑定などを行い、多くの人の心に寄り添う鑑定を心掛けています。 ・「手相110番」ホームページ   https://tesou110.wixsite.com/tesou110 ・スキルマーケット「ココナラ」にて手相鑑定出品中   https://profile.coconala.com/users/55789 ・感度高め女子のライフスタイルメディア「ウラスピNavi」にて執筆中   https://uraspi.com/author/hanaokamasato